看護師から助産師キャリアアップ

助産師になる夢を実現

看護師の経験を経て、助産学校に合格。

助産師になるために1年間学校に通い

現在は、助産師として働き

夢を叶えることができました。

今回は、助産学校時代のことについて

さらっと話したいと思います。

助産師学校 座学が辛い

私が通った助産師学校は1年制で

1年という短い期間でぎゅっと濃厚な

学生生活を送っていくため、

入学前から膨大な課題がありました。

助産師学校に入学する3日前まで

私は看護師としてフルで働いていたので

働きながら課題を完成させるのは

めちゃくちゃ大変でした。

臨床の現場から学校に入学して

まず辛かったのが座学‼‼

ずっと座っていることが苦痛でした。

この座学の期間で

初めて痔ができ…

自身の身体の変化に

衝撃を受けたのを覚えています。

授業・課題は常にPC使用。

PC操作が苦手な私は、文章を打つのに

とても時間がかかり、苦戦していました。

大学からストレートで

助産師の学校に来た学生たちは

座学を苦とも思っていませんでした。

PC操作も手馴れていて

課題も早く終わらせていました。

要領のいい子たちは

週3で合コンに通っている学生も

いるくらいでした。

私には、そこまでの余裕と

キャパがなかったので

学生上がりの子との

ギャップも感じました。

実際にお産を取り上げる

座学が終わったら

次は実践‼

実習の前に分娩介助の練習を繰り返し

実習では、実際に

お産を取り上るようになります。

看護師としての経験があったので

実習中、患者さんとの

コミュニケーションや

点滴管理、報連相など、

業務的なところには

特に困ることなかったです。

こういった点では

看護師の経験は役立ったと思います。

学生時代は、お産という

生命の誕生に携わる責任

指導者からの指導

自分に対してのプレッシャーなど

重くのしかかってくるものが多く

緊張の連続でした。

お産の現場では

助産師のケア介入によって

お産の進み方が変わるのを

実際に肌で感じ

やっぱり助産師の仕事って

凄いんだなと改めて感じました。

先輩助産師の声掛けなどは

とても勉強になりました。

実習中お産はオンコール体制で

夜勤を経験していたこともあり

私は特に苦ではなかったです。

常にPHSを枕元において寝ていたので

緊張感はありましたが

それ以上に患者さんや赤ちゃんに

対して実際にケアできることが

とても嬉しかったです。

実習で大変だったのは

記録です‼‼

PC使用可の部分と、

手書きの部分があって

パルトグラム(お産の経過記録)が

10時間以上の人のパルトグラムを

手書きで記載するのは

大変だったのを覚えています。

寝不足との戦いでした。

助産師学生 実習以外はなにするの?

座学が終わり、実習以外の時に

行っていたことは

  • グループワーク
  • 継続さんに渡す資料作り
  • 両親学級にむけて
  • 助産院実習
  • 保健所実習
  • 卒業論文
  • 国家試験に向けての勉強
  • 国家試験

など実習以外にも

やることは結構ありました。

助産学生の時は

グループワークが多かった印象です。

助産師学校では「継続さん」と呼ばれる

継続妊婦がいます。

実習中、学生は各一人ずつ

妊娠中から産後まで継続支援を

させてもらいます。

ひとりの妊婦を継続的に

支援をさせてもらう機会は

助産師になってからはないので

とても貴重な体験をすることが

できたと感じています。

国家試験

いざ国家試験‼

国試の勉強は、人生の中で一番

勉強しました‼というくらい

頑張りました。

国試の模試を受けると

成績が良くなかったため、

先生からも受験大丈夫?と

心配される学生でした。

絶対合格してやると思い

過去問は10年分を3回

助産師国家試験問題も最低5回は実施しました。

わからない問題は、ガイドランを熟読して

学生同士互いに教えあったり

一緒に合格祈願に行ったりと

勉強は大変でしたが

一緒に頑張って同じ目標に向かっている

仲間がいたことが

とても心強く頑張れました。

国家試験当日も

緊張はしましたが、

やることはやったという思いで

試験に臨み、

合格することができました。

まとめ

看護師から助産師に

キャリアアップするためには

強い思いと、行動力が必要だと

自身の体験を通して実感しています。

私は一度挫折を経験し、

助産師を再度目指すことになりましたが

結果、看護師を経験して

よかったと思っています。

遠回りしたと思ったこともありますが

看護師として働いたキャリアがあって

遠回りした分得た経験や仲間が

今の私にはあるのだと感じています。

もし、助産師を目指そうと

考えている人達が

このブログを見てくれているなら

いつ挑戦しても遅くない

ということを伝えたいです。